度重なるYG所属アーティストの不祥事、自身の性接待疑惑が疑われていた代表のヤン・ヒョンソクが2019年6月14日に正式に辞任を発表、2020年に入り賭博容疑で裁判にかけられることとなりましたが、2021年に入っても別件で大きく騒がせています。
⇒2019年の辞任当時の記事から随時追記しています。
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B.Iの脱退から2日で辞任を発表したヤン・ヒョンソク
2019年に所属アーティストであるiKONのB.Iが薬物疑惑でグループ脱退&YG契約解除されましたが、それからわずか2日で代表辞任を発表したヤン・ヒョンソク。
それだけではなく、V.Iの『バーニングサン』騒動や、自身の性接待疑惑、B.Iの件の隠蔽など、あまりいいイメージの無かったヤン・ヒョンソクですが、多くの非難に「これ以上は耐えられない」と、辞任を決意したようです。

ヤン・ヒョンソクは今後の事実関係に関しては「調査を通じ真実が明かされることでしょう」と明かしています。ヤン・ヒョンソクの公式立場は以下の通りになります。
ヤン・ヒョンソクです。
YGと所属芸能人を応援し愛してくださるファンの皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
幾度の非難にも業務をこなしていた社員の皆様にも本当に申し訳なく思っています。
私はどんな言葉を投げかけられても今の状況に耐えてきました。しかしこれ以上は限界です。
これ以上YGと所属芸能人、そしてファンの皆様に、私のせいで被害を被ることは絶対にあってはならないと思いました。
私は23年もの間、人生の半分をYGに捧げてきました。最高の音楽と最高のアーティストを支援することは私にとって最も大きな幸せであり、私がファンと社会に与えられる唯一の能力だと思っていました。
しかし、私は今日付けでYGと全ての職務を辞任します。愛するYG所属芸能人と、ファンの皆様にこれ以上の被害がないことを願います。
現在、YGには私よりも能力のある多くの専門家がいます。私がいなくなることによって、彼らが能力をより発揮できるいい機会になればと思います。一日でも早くYGが落ち着けることが私の切なる希望です。
終わりに、現在のメディアやネット上の噂に対する事実関係は、後日調査を通じ全てが明かされることでしょう。ありがとうございます。
ヤン・ヒョンソクにも性接待疑惑でファン・ハナと繋がっている?
ヤン・ヒョンソクは別件でV.Iが横領&性接待あっせん疑惑が浮上した際「YGもグルだったのでは?」という噂が立ち、その後YG側にも調査が入った模様。
かつてヤン・ヒョンソクはYGの関係者とアジアの資産家などを含んだ8人の男性の会食に25人の女性とともにしたとされ、ここで性接待があったと報道されました。

さらに、この会食にはファン・ハナも招待されていたといい、海外の資産家が多い中、アメリカから飛んできたファン・ハナは重要な通訳要員だったとされています。
現在、性接待の被害に遭ったとされている女性たちから多くの証言がされているようで、背後にYGとの深いつながりがあるとし、警察は今後さらに調査を進めていくとされています。

その後、YGの元所属アーティストであるPSYも会食だけではなく、接待にも同席していたことがとある番組を通じ暴露されることに。さらにPSYはファン・ハナの隣に座っていたとされ、このような不適切な会食に少なくとも2回は参加したとされています。
PSYはこの件が明るみになった当初、SNSを通じ『会食に参加した後は席を離れた』『性接待などやっていません』と、報道を否定しましたが、PSYは6月16日に警察に参考人として呼ばれ、9時間にわたって取り調べを受けることになりましたが、これによりヤン・ヒョンソクも間もなく調査が行われるとのことです。
【2019/08/13追記】V.Iとの賭博疑惑が浮上し間もなく取り調べを受ける?
ヤン・ヒョンソクはさらに、海外での賭博疑惑も浮上。2000年代にラスベガスとマカオで、一度に150万ウォンほどを賭け、5~10回ほど賭博をした疑いがもたれています。
ヤン・ヒョンソクが賭博に使ったとされる同額は10億ウォンほどといわれているのですが、実際のところは50~70億ウォンは賭けているのではないか?という疑惑も浮上しています。

さらに、V.Iもヤン・ヒョンソクとともに20億ウォンほどを賭博に使用した疑いがもたれており、警察側は調査に着手。間もなく2人を取り調べおよび家宅捜索を行うとされています。
【2020/09/11追記】ヤン・ヒョンソクが裁判にて賭博疑惑を認めるも…?
2020年に入り、賭博容疑の件で9月9日に初の公判が行われましたが、今回の裁判は2015年から2019年までラスベガスで20回以上にわたり4億ウォン相当の賭博をした疑いに対するものです。
当初、検察はヤン・ヒョンソクとこの件に関わる3名を略式起訴していましたが、裁判所は事件の内容上、書面だけで判断するのは適切ではないと判断、裁判に至ったわけですが、ヤン・ヒョンソクは上記の賭博容疑を認めたとのこと。

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しかし、今回の裁判は常習賭博罪ではなく単純賭博罪として起訴されたのですが、ヤン・ヒョンソクが20回以上も賭博をしておきながら単純賭博罪として検察が起訴したことについて疑問の声を寄せる方も少なくありません。
裁判所も当然ながら納得がいっていない様子で、今後も裁判を続行する姿勢を見せています。次の公判は10月28日に予定されています。
【2020/11/28~追記】罰金1500万ウォンを宣告されたヤン・ヒョンソク⇒正式に確定する
11月27日の裁判にて1500万ウォンの罰金刑が求刑されたヤン・ヒョンソク。これは賭博に関する刑が課されたわけですが、上記の性接待あっせん疑惑については証拠不十分で不起訴となっています。その後、12月7日に正式に刑が確定することとなりました。

【2021/06/07追記】B.Iの麻薬使用を揉み消そうとした疑惑で起訴される
2021年になっても世間を騒がせているヤン・ヒョンソク。どうやらB.Iの麻薬使用を揉み消したという疑いがもたれ、再び裁判にかけられることとなりました。2016年当時、B.Iに麻薬を渡したとされるハン・ソヒに嘘の証言をさせるようヤン・ヒョンソクが脅迫をしたとされています。

また、このほかにも2016年12月、某芸能事務所の代表であるA氏を通じハン・ソヒをアメリカに行かせ、いわゆる『犯人隠蔽教唆』にあたる行為をした疑いも持たれているヤン・ヒョンソク。
これに関してはBIGBANGのT.O.Pの麻薬使用を隠蔽するための行為のようですが、当時検察はA氏を召喚することができず、A氏は現在も海外に逃亡している状況です。
