SUPER JUNIORヒチョルが4月20日に放送されたJTBC『77億の愛』(77억의 사랑)にて、かつての同僚であったソルリ&ハラについて語るも、男性フェミニストとして知られるコラムニスト兼ライターからまさかの反発に遭い、ヒチョルもこれに対抗する事態になりました。
⇒【追記】3月16日放送回のエピソードに続き随時追記しています。
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14年前の交通事故の影響でダンスが踊れなくなったヒチョル
3月16日に放送された『77億の愛』にて、病気にかかったイギリス人の恋人に別れを告げられるも、これを受け入れることができない韓国人女性のエピソードが紹介されました。そこでヒチョルは自身とSUPER JUNIORメンバーを例えに挙げ、14年前に大きな交通事故に遭い、左足が完全に骨折してしまったヒチョルはそれでもコンサートでダンスを踊っていたといいます。
しかし、6~7年前に再び足の状態が悪くなってしまったヒチョルは病院を訪れ、今後歩けなく可能性があると言われたことで「これ以上グループとしての活動はできない」と思ったヒチョルは「ダンス歌手としてはもう寿命なんだと思う」とメンバーに相談、グループを離れる意思を示します。
メンバーはヒチョルに対し何と言った?
ヒチョルの言葉を聞いたメンバーは「そんなことは関係ない」と、グループ離脱を必死に止めたとのこと。「10年一緒にいるのに、ダンスが踊れなくたっていい、これからも一緒にいよう」と言われたことでグループには残っているものの、現在はSUPER JUNIORとしての活動はアルバムのレコーディング、ジャケット、MV撮影のみ参加しているとのこと。
ヒチョルは交通事故にあった2006年、足首の骨折のほかにも大腿部、お尻の骨まで折れてしまうという事態に見舞われたことから当時はかなり大きなニュースとなりました。
【4/22追記】故ソルリ&ハラについて語ったヒチョル
その後、ヒチョルは4月20日放送回にて、かつて親しかったソルリ&ハラについて言及。2人がこの世を去った原因のひとつとしてネット上の悪質コメント(악플)を挙げたヒチョルは「一番腹立たしいのは男性と女性が分かれて争うことだ」とし「男性は2人にセクハラ発言をし、女性の女性で『女の恥』といった侮辱的発言をする」「お互いがお互いのせいにして批判をするみたいです」と怒りを隠せませんでした。

さらにヒチョルはソルリが生前出演していたレギュラー番組『악플의 밤』(悪質コメントの夜)について言及。「彼女が元々悪質コメントが多かったので、その番組に出演すると知った時は心配だった」「でもいざ出演したら幸せそうだった」と語りました。
【4/22追記】男性フェミニストがヒチョルの発言に反発?
この放送を見た男性フェミニストとして知られるコラムニスト兼ライターであるウィ・グヌは4月21日の自身のinstagramにて、このようなヒチョルの発言に「間違っている」と強く反発しています。

プライベートで親しかった2人の同僚を亡くしたキム・ヒチョルさんの怒りを僕は到底理解することができないだろう。彼にとって『ジェンダーの葛藤』(括弧書きをした理由は僕がジェンダーの葛藤という概念に同意しないためだ)の絶望の中からの嫌悪発言などで2人がつらい思いをしていたと感じていたのであれば、フェミニズムのあるべき問題は二次的に感じるかもしれないはずだ。
(中略)
このような論理が正当化されるのであれば、個人に対する女性の悪質コメントがこのような『ジェンダーの葛藤』から始まったという内的な関連性が提示されなければならない。たとえば、ソルリのノーブラに対し批判し、セクハラ発言をした男性たちの悪質コメントは基本的に女性を対象化し、女性の自己決定権を尊重しない男性中心的で、女性嫌悪的世界観からはじまる。しかし、個人に対する女性からの悪質コメントはやはり『男性嫌悪』(括弧書きするのはやはり便宜を理由に使用するものの、同意しない概念であるためだ)から始まったと思うのか、この部分について論理的なループが弱い。
また、このような内的整合性の問題とは別に、故ソルリさんの経験的脈略を考えても(さらにそれをキム・ヒチョルさんが僕よりもよく知っているのにも関わらず)あの判断は間違えているだろう。その理由は以下の通り。
①男女の悪質コメントが同一に書かれたと仮定しても、実際に記事や芸能プログラムを通じ、故人に対する公式的な攻撃で記事化されたものは結局男性中心的な談論である。すなわち、故人を直接的あるいは間接的に非難した芸能記事は何といっても男性(あるいは男性の集団)中心的観点から、故人のノーブラに対し、故人の『視線強姦』という単語に対し揉めていた。たとえば「誰がソルリに視線強姦という言葉を教えたのか」といったゴミのような記事がそれに該当する。
②故人の人生の中で守ろうとした態度自体が何といっても女性の自己決定権と姉妹愛だった。キム・ヒチョルさんは故人を『ジェンダーの葛藤』の被害者と思っているようだが、まさに故人こそ『ジェンダーの葛藤』から女性の真の姿の重要なプレイヤーでありファイターだった。(中略)
③ソルリの人生を尊重し、応援していた方々のほとんどが女性フェミニストたちだ。先ほど引用したゴミまがいの記事に対し反発し、故人を擁護した記事やコラムは僕が在職していた『IZE』の記事をはじめ、何といっても女性主義的な観点から書かれたものだ。このような批判記事さえキム・ヒチョルさんが『ジェンダーの葛藤』的な記事に影響され批判をしているのではないかと思う。
上記の理由により、故人への無差別な悪質コメントを根拠にキム・ヒチョルさんが普段から信じていた(楽曲『Charm of Life』(짬에서 나오는 바이브)歌詞に露骨的に表現していた)『ジェンダーの葛藤』の談論を正当化するのは精密な分析とは思えない。もちろん、重複にはなるが親しかった同僚を失った彼のうっ憤は到底想定することはできないし、そのうっ憤を貶めようとは1ミリもない。しかし、そのため彼の言葉が今は存在しない故人の本当の姿を代弁してはいけないし、そうあればあるほどこのような批判的な読解が必要だと思う。
ちなみに、故人の本当の姿を知ることはできないが、僕はキム・ドンワンさんが指摘した『악플의 밤』の問題に同意しておきながら、故人を悪質コメントに『直接向かいあうよう』番組で自身の考えを押し付けていたのが適切な方法だとは思えない。もちろん、キム・ヒチョルさんの言うように、故人が該当のプログラムに出演し、幸せだったというのであれば何よりだが、今や何も言えなくなった故人の代わりに『악플의 밤』に対するアリバイを他でもなくJTBCの番組で話すことが倫理的ではない編集ではないか。
最後に、数日前にホ・ジオンさんが『ジェンダーの葛藤』という単語に対し『ジェンダーの葛藤』という中立的でドライな現実があり、その裏で女性差別があるといったニュアンスの発言をしたが、基本的には理解ができるものの、上記のように、ほとんどの経験的脈略から『ジェンダーの葛藤』という概念は、その概念の使用を通じ、女性差別という裏の真実を隠すために使われるものである。
【4/22追記】ヒチョルが直接対抗する事態に
上記のinstagramの長文を目にしたヒチョルはその後、コメント欄で直接対抗することに。自身の発言の意図とは全く異なった解釈に不満を吐露しています。さらにヒチョルは自身の公式ギャラリーにもファンへ自身の心境を直接綴りました。

おじさん、アンチや犯罪者が「男か、女か」これが重要なことですか?それはさておき、犯罪を犯したのであればただの犯罪者でしょうが。そして『Charm of Life』は今まで僕の根拠の無い噂、悪質コメントを書き込んでは拡散した輩を批判しているのに、何を思って僕がフェミニストだと?ましてや僕も、2人と親しかった同僚たちは今でも苦しんでいるのに、2人の名前も出さずに慎重に言及をしたのに…おじさんは故人を利用してこんなこと書くんですか?
これが記事化されたらあなたの望み通りに大きな話題になると思ってただ読んでは受け流そうと思っていたのに…自身の人気を得ようと、有名税を上げたいからって…本当に…最後に、皆さん、言い争うのに故人を武器に使わないでくださいね。
こんにちは、キム・キボク(ヒチョルのあだ名)です。
すでにご覧になったファンの皆様もいらっしゃると思いますが、後に大きな騒動になりかねないので、ここにメッセージを書きます。僕のinstagramや、ここで変な人達がおかしいこと言うみたいなので。
昨日の『77億の愛』で悪質コメントについて取り上げましたよね。それにより、誰かさんがSNSでああだこうだ言って、僕はそれを読んで呆れてしまったんです。今回ばかりは我慢できないと思い返信しました。
いまだ理解できないのが、『Charm of Life』の楽曲に対する女性嫌悪騒動?です。
長い間僕のことを応援して下さるファン、また他アーティストのファンの方は『女〇時代』(女性専用コミュニティサイト)カフェにて、僕だけではなく、他の方達にまで多くの噂が出回ったことをよく知っているはずです。なので、楽曲に「僕が女性嫌悪、男性嫌悪の間を行き来しているらしい」というニュアンスで歌詞を書いたのですが、該当のカフェでは僕が女性嫌悪認定されているようです。
そして昨日、2人のことについてアンチはそれを問わず悪質なコメントを残していたけれど、この世を去った後「女が殺した、男が殺した」と、お互いのせいにしているということについて話しました。しかし、これについてあの方が故人を武器のように扱い、自身の考えを押し付けていたのに我慢ができませんでした。生前、故人がどれだけ辛かったのか知らないくせに、本人から聞いたこともないはずなのに。
僕がこのように文章を書く理由は、今までキム・ヒチョルという芸能人を好きだという理由でアンチたちが争い、ありもしない噂にいちち対応しなければいけなkったファンに申し訳ないと思ったからです。実際のところ「僕がこのまま黙っていれば何も起こらない」はずです。僕だけ耐えていれば、ファンはまたアンチたちと争ったり、対応する必要もないじゃないですか。
ただ黙って無視していれば楽だろうけど、あのような形で故人を自身の都合のいいようにストーリーを作り出すのは絶対にいけないと思いました。
昨年、2人を見送った以降、芸能界に大きな未練が無くなりました。一生芸能人でいたいと思っていた僕が事務所に「何ヶ月でも、何年でも休みたい」とも言ったし、精神的に辛く、色んな所にカウンセリングも受けました。それからは、まぁ、芸能人やるやらやるで、やりたくなくなればやめる、こういう思いに駆られたと言えばいいでしょうか。
それでもただひとつ、僕を好きになってくれるファンにはいつも感謝しているし、申し訳ないと思っているので、とりあえずは気軽に見れるここでメッセージを残します。どこに拡散しても構いませんよ。
最後に、僕に対する悪質コメント(特に女〇時代)を見ている方は、このギャラリーでもいいですし、他のところでもいいので教えてください。個人的に弁護士を通じ容赦なく処罰します。
【4/23追記】悪質コメントに対し容赦なく対処することを明かしたヒチョル
このようなことがあり、ヒチョルは4月22日のYouTube、Twitchチャンネルを通じ「今回の件については今日のライブ放送を最後に言うのをやめます」と宣言。これに加え、悪質コメントを書き込んだネットユーザーを容赦なく告発することを明かしています。

番組では自身が思うことを話しただけです。それなのに、あの方があんな投稿をして…
特に腹が立ったのは「僕が番組で話した内容に対し、何があの方の神経を逆なでしたんだろうか」と思って、僕もコメント欄で対抗したんです。物凄くイライラして。
そしたら案の定、論点とは全く関係のない方向に、悪質なコメントが書かれるだろうなと思ってはいたけれど、予想通りでした。こういう種の人達が集まっているのは分かっていたけど…
それでも、事務所や周りの同僚、記者の方達の中にはいい人も多いです。ファンも。もしかすると僕に対するネガティブな記事が掲載されるのかなと思ったのですが、周りの親しい記者たちが言ってくれたのですが「お前の論点とは全く違うことを持ち出して悪いネガティブな記事を書く記者はいないと思う」だって。
僕は何よりもファンに申し訳ないと思います。僕のファンという理由でアンチとケンカするから。アンチは何を言っても無駄です。
悪質コメントについて話します。正直言うと、僕には男性ファンも多いですが、女性ファンがもっと多くついています。年上の方もいらっしゃれば子どもがいらっしゃる方も。はぁ…なんで僕がここまでしなければならないのか分からないけれど、そのような争いは置いといて、ただ悪質コメントをやめさせようと思います。悪質コメントの専門家、例えばIUやキム・ガヨン姉さん。ガヨン姉さんと話したのですが、姉さんはそっちの分野をよく知っているみたいです。本当にすごい。姉さんがたくさん助けてくれたんです。
サイバーセキュリティ庁に通報をすれば罰金、そして時には懲役が科されます。勝訴して損害賠償を請求すれば刑事・民事裁判が行えるそうです。あ、今日を最後にこの話はやめます。悪質コメントに対する明確な基準はありません。僕がどんな当てつけ、批判を受けたとしても。たとえば「キム・ヒチョル才能無い」と言われたとしたら、これも僕が傷つけば悪質コメントです。もちろん、僕が何とも思わないものに関しては通報しません。でも、処罰の重さがどうかというのは僕には関係ない。
悪質コメントが書かれる文章があるならば。それを書いた主犯格についてくるかのように立て続けに書かれるので、とりあえず主犯格は最も処罰を受ける対象になります。なぜなら、争いの種だから。それで皆様、こういうのはPDFに保存してギャラリーやinstagramに残せば…もちろん全部確認することはできません。それでも可能の範囲内で全部残すから。僕には損害は無いからね。僕はただサイバー捜査隊にファイルを送ればいいだけ。最近そういうシステムが発展しているようですね。大変なことだろうけど、それでも僕はやります。掃除する努力をしなきゃね。今『キム・ヒチョル』と検索しても悪質コメントばかりヒットします。
罰金がいくらかなんて重要じゃないです。ただ警察に行かせればいいだけ。僕には関係ないでしょ?損害を受けるものがないのに。だから容赦なく告発します。
自身たちが団結して悪質コメントを書くのに、果たして警察署の前で、家族たちの前でもそのように団結できるのか一度見てみましょうか。
あとひとつ、ギャラリーに「芸能界を引退するかもしれない」と書いたのは、昨年にあのようなことがあったから、それ以前は楽しいことも多かったけれど、だんだんそんな考えが浮かぶようになったから言ったまでです。
何はともあれ…今日を最後に、当分の間この話はやめます。ひっそりと『それら』と進めます。僕はアンチに謝らない。そのような人達は団結するのが好きなようですが、その団結力を警察署でもどうぞ見せてください。
【7/29追記】当事者がヒチョルのinstagramに言い訳まがいのコメント?
ヒチョルは予告通りひどいコメントをした当事者を訴えたことをinstagramで告白していますが、ここでヒチョルに訴えられたとみられるネットユーザーがコメント欄で反発するも、その内容が非常に理解に苦しむものです。ちなみにヒチョルはどのような場合であれ、告訴を取りやめることはないとしています。

この文章をご覧になったのであれば、どうか許してください(涙)。
ほんの出来心で投稿しただけなんです。大金なんて出せませんよ。
あなたはお金に余裕があるのかもしれませんが、告訴だけして力の無い庶民を苦しめて満足ですか?芸能人だからって。
本当に僕の知っているSUPER JUNIORではありませんね。
いつしかお金ばかりアピールする人間になってしまったんですね。僕の告訴を取り下げないのであればあとは死ぬしかありませんよ。
芸能人だからってそんな生き方してはいけませんよ!どうしたらファンの前でそうやっていられるんですか。
うちの両親もお金があるどころか借金まみれで、まともな職にも就いていないんです。
なので突然こんなことになって困っています。我が家の家庭事情も考えてくれませんか。僕ははっきり言いましたよ。
この文章を読んでも特にコメントをしないのであれば、あなたはひとりの人間を殺したことになります。
今すぐにでもその間違った考えを直してください!
【10/26追記】某Youtubeチャンネルにて謎の批判がされたヒチョル
その一方、10月24日にYoutubeチャンネル『カロセロ研究所』(가로세로연구소)に狂牛病にまつわる話題でヒチョルを突如批判する文章を掲載。

ヒチョルは2008年の音楽番組に出演時、同じ時期に行われていた狂牛病の蝋燭デモにまつわる発言をしたことがありますが、この件を今になり掘り出しては「狂牛病には関心があってインフルエンザのワクチンにより亡くなった方については無関心なのか?」といった謎の発言をしていることで、ネット上では疑問の声が相次いでいます。
