SMエンターテイメントが経営に携わっている『SMTOWN@coexartium』。多くのファンで賑わっていると思いきや、実は赤字で営業終了危機に陥っているとされています。
⇒2019年の記事から追記しています。
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赤字事業の中断を検討しているというSMエンターテイメント
このたび、韓国の大手芸能事務所であるSMエンターテイメントが配当、自社株買い入れなどの株主還元政策の変更や、赤字事業の中断を検討するという意思表示を見せているようです。どうやら、その赤字事業の中にはあのCOEXに隣接している『SMTOWN@coexartium』も含まれているようで、このまま赤字が続けば営業終了になる可能性もあるとのことです。

「他の事業から検討すれば?」との声多数
2015年にオープンした『SMTOWN@coexartium』といえば、SMエンターテイメント所属アーティストであるBoA、東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、f(x)、Red Velvet、NCTなどのグッズ販売はもちろんのこと、カフェや映画館、衣装展示などもある複合空間で、毎年多くのファンが訪れる場所で有名です。

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ただ、ファンの訪問数と売り上げは比例していないようで、経営が厳しいことから、今回の営業危機に陥っているようですが、SM側はエンターテイメント事業の他にも娯楽や飲食店など、様々な事業にも手を伸ばしていることでも知られています。

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そのため、いまだ外国人観光客を含んだ多くのファンが訪れている『SMTOWN@coexartium』を閉店させるよりも、まずはエンターテイメント事業とはかけ離れている他の事業から畳むべきでは?といった意見が多いです。
【2020/05/18追記】正式に営業終了&昌原(チャンウォン)に移転も…?
2020年に入り、『SMTOWN@coexartium』側が正式に営業終了を発表。3~4階にある『SMTOWN MUSEUM』は5月31日まで、2階にある『SMTOWN&STORE』は6月28日までの営業とのことですが、その後慶尚北道にある昌原(チャンウォン)に移転することが明らかになっています。間もなくオープンが予定されている『SMTOWN@CHANGWON』。しかし、ビルの建設が終わっても一定期間オープンができないのでは?と予想されているとのこと。
『SMTOWN@CHANGWON』は当然ながら昌原市所有のもの。オープンするにはSM側が昌原市に使用の承認を受けなければならないのですが、ビルの竣工後も具体的にどのようなテナントを入店させるか、ということが具体的に決まっていない状態であることから昌原市が申請を保留している状態。追加書類の提出を求めていることから、これが終わり次第正式にオープンの許可が下りるとのことです。

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【2020/05/22追記】『SMTOWN@CHANGWON』の詳細が明らかに?
その後、とあるオンラインコミュニティで『SMTOWN@CHANGWON』の詳細が明かされ話題になっています。コミュニティの内容によれば、『SMTOWN@CHANGWON』は地下4階~地上10階と、『SMTOWN@coexartium』の2倍の規模のようで、施設の内部の詳細は以下の通りです。
地下1~4階: 駐車場、小売店
1~3階: 韓流スタジオ(レコーディング室、メイク、撮影などの体験空間)、グッズショップ
4~5階: ホログラムシアター(アーティストのホログラム&特殊効果を用い、公演だけではなく、コンサートの上映も可能)
6~7階: コンベンションセンター、食堂、コンサート会場
8~10階: ホテル
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