留学で韓国に滞在している際、アルバイトと両立される方も多いと思われますが、留学(D-2)、語学研修ビザ(D-4)を所持している方がアルバイトをする際には『資格外活動許可』の申請をする必要があります。留学生の『資格外活動許可』には訪問受付&インターネット申請の2種類の方法がありますが、今回はそれぞれのメリット&デメリットを紹介していきます。(2019年6月3日現在)
『資格外活動許可』における必要書類
『資格外活動許可』における必要書類は訪問受付&インターネット申請ともにほぼ共通しています。必要書類は以下の通りになります。
・申請書(出入国管理事務所にて用意されています)
・雇用契約書のコピー(勤務先から発給されます)
⇒雇用契約書には勤務期間、勤務時間が明確に書かれている必要があります。なお、勤務期間より前に申請をしないと受け付けてもらえません。
・事業者登録証のコピー(勤務先から発給されます)
・勤務先の代表者の身分証のコピーまたは法人登記事項が明記されている証明書(※事業者登録証に代表者の生年月日が記載されていない場合)
・外国人留学生時間制就業確認書(勤務先で必要事項記入後、学校の留学生担当者のサイン必須)
・韓国語能力が分かる書類(TOPIKの成績表が確実です)
・成績証明書
・パスポート
・外国人登録証
『資格外活動許可』訪問受付におけるメリット&デメリット
『資格外活動許可』の申請の場合、ほとんどの方が直接出入国管理事務所に足を運んで申請されると思われます。
訪問受付の際には『Hi Korea』公式ホームページから予約が必須です。ちなみに現在は日本語サイトが無いようですが、訪問受付におけるメリット&デメリットを下記にてまとめました。
・書類に問題が無い場合即日で許可が下りる
・職員によって対応の仕方が違う(これは完全に運ですね…)
・書類に不備があった場合に再び出入国管理事務所を訪問しなければならない
『資格外活動許可』インターネット申請におけるメリット&デメリット
また『資格外活動許可』はインターネット申請でも受け付けできます。インターネット申請では、書類のスキャンもしくはスマホなどで写真を撮り、アップロードをします。
また、書類のデータ量が多すぎるとアップロードができないこともありますので、その際は圧縮してからアップロードする必要があります。インターネット申請におけるメリット&デメリットを下記にてまとめました。
・出入国管理事務所まで足を運ぶ必要がない
・日本語サイトが無いため韓国語(or英語)の知識がある程度必要
・許可が下りるまで時間がかかる(最短で約10日、万が一許可が下りず再申請となった場合はさらに時間を要します)
・写真をアップロードするなど面倒な作業が必要になる
このように、訪問受付&インターネット申請にはそれぞれメリット&デメリットがありますが、大きな違いとしては許可が下りる期間だと思われます。
アルバイトの契約期間が迫っているのであれば訪問受付、まだ期間に余裕がある場合であればインターネット申請が望ましいですが、お好きな方法で申請されるのがいいでしょう。
なお、この情報は現時点での情報でありますので、最新情報はTEL(1345)にて問い合わせることが確実です。年々『資格外活動許可』における必要書類は増えてきているので、都度問い合わせをしてみてください。