韓国の軍部隊に歌手が訪問しパフォーマンスを行う慰問公演。軍服中の方にとっては大きな力となる一方、世間的には否定的な意見もあるのが現状のようです。
慰問公演をめぐる賛否両論がいまだ続いている?
韓国の軍部隊は男社会が中心であるだけに、慰問公演を楽しみにしている軍服務中の男性たちも多いのですが、ここ最近、STAYCやæspaのメンバーが慰問公演に対する発言をしたことでネット上がお祭り騒ぎとなった件があるだけに、慰問公演に対し否定的な考えをしている方も少なくないようです。
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また、2021年に入り楽曲『Rollin’』がチャート逆走をしたBrave Girlsはかねてから慰問公演に多く訪れていましたが、人気が急上昇しメディアに引っ張りだこになっている現在も引き続き慰問公演を行っていることで話題になるなど、慰問公演に関する話題は尽きることがありません。

慰問公演に反対する立場としての意見は?
まず、慰問公演に反対する立場では、慰問公演を『女性を商品化している』と主張する方が少なくないようです。これにより、現在も慰問公演の廃止を呼び掛ける署名運動も続いており、慰問公演に『セクシーコンセプトを掲げるガールズグループを喜ぶ男の軍人たちを連想する』という偏見を持っている方々もいるようです。

慰問公演に賛成する立場としての意見は?
また、慰問公演に対し反対意見ばかりでもない様子。そもそも慰問公演には女性アイドルだけではなく、男性アイドルやバラード歌手も訪問することから『慰問公演=セクシーコンセプトのガールズグループの専有物』と考えるのがおかしい、といった意見もあります。

慰問公演の問題点は別のところにある?
また、一部の専門家は慰問公演自体が問題ではなく、『慰問公演が軍人の頑張りを保障してくれる対象(=性欲を解消してくれる対象)となっている』という考え自体に問題があると指摘。また、『慰問公演』という単語に拒否感を覚えるならば、『軍部隊公演』などといったネーミングに変えるべき、といった指摘もあります。

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