芸能プロデューサー出身であり、現在は亜洲大学校で教鞭をとるチュ・チョルファン教授が授業中に、先日この世を去ったハラにまつわる不適切発言をしたとし、学生から反発の声が寄せられています。
元プロデューサーの大学教授がハラにまつわる不適切発言?
チュ教授が11月27日の教養授業にて、創作物には鑑賞と評価などが付き物だと説明した際「メンタルが強くないとハラみたいになるんだ。本当に。人々はなんで悪口を言うと思う?それは人々が劣等感の塊だからだ。そんな奴らのせいで自殺するのか?メンタルは強くないといけない」と発言。
さらにはハラの元恋人であるチェ・ジョンボムの件についても言及し「ハラは僕に出会えば死ななかったと思う。ハラはとても弱いんだ。他人を意識しすぎた」「もし不適切な映像が撮られたとしても死ぬ必要なんてなかった。堂々としていれば良かったんだ」と持論を展開しました。
学生およびネット上から反発の声が相次ぐ
このようなチュ教授の発言により、学生たちから反発の声が相次ぐ事態に。亜洲大の女性の権利を守る活動をしている『WIA』は12月2日に構内にチュ教授の発言に対する問題点を提起した貼り紙を掲示。「女性の被害と苦痛を私的なものにし、些細なことだと恥ずかしがる文化が故ク・ハラ氏を含む多くの女性たちを追い詰めている。単なる個人の『メンタル』の問題ではない」「これは亜洲大の女子学生だけではなく、すべての女性たちを嫌悪する犯罪から自由になれない社会をつくるのと同じことだ」と批判しています。
また、ネット上でもチュ教授の発言が問題視されており「なぜよりによてハラの件を例に出すのか…」「メンタル以前の問題で、事件が起こらないよう防ぐことが大事」「盗撮したチェ・ジョンボムが100%悪いのに、教授はハラのメンタルが弱かったせいだと言いたいんだろ?」と気分を害するユーザーが多いようです。