6月26日に『Nizi Project』が最終回を迎え、ガールズグループ『NiziU』が誕生しましたが、番組が見事に話題を呼んだその理由は何でしょうか?最終メンバーの詳細についてはこちら。
放送当初はコアなファンが多かった『Nizi Project』も…?
2020年1月末から放送された『Nizi Project』。その際はパート1が放送されましたが、当時はHuluのみの放送であっただけに、視聴者も限られていました。しかし、パート2に入り『スッキリ』、『虹のかけ橋』など地上波で特集が組まれたことにより多くの方が目にしたことで人気が爆上がりします。
これには新型コロナウイルスの感染拡大の影響で学校や会社が休校、また在宅勤務になったところも多くなったことでテレビに接する機会が増えたため、ともいわれています。さらには元HKT48の指原莉乃やDAIGOなどもTwitterで応援メッセージを党呼応していたことも大きな宣伝効果になったのではないでしょうか。
緊張してきた…#虹プロジェクト
— 指原 莉乃 (@345__chan) June 25, 2020
わ、どうしよう!
みたい!けど結構バラエティトーンなんだ!
huluまで待ちたいけど!!止めたいのに止められない!!— 指原 莉乃 (@345__chan) June 25, 2020
デビューが決まったみなさん、本当におめでとうございます!
惜しくもデビュー出来なかったメンバーの方も、すでにファンがついてるから!別の形でもチャンスは絶対あると思います!
俺もプロデュースをガチでやりたくなってきた
地味にやりたい
地味プロジェクト!
感動をありがとう!#虹プロ
— DAIGO (@Daigo19780408) June 26, 2020
幅広い世代からの支持が厚かった?
さらに、『Nizi Project』は学生たちはもちろんのこと、30~40代、またそれ以上と幅広い世代からも人気を博したことも成功の要因とみられています。日本でもかなり前からオーディションは存在していますが、長期的に地上波の番組で特集したのは1990年代の『ASAYAN』以来。そんな『ASAYAN』世代からは久々のオーディション番組がかなり新鮮だったのか、K-POPに興味の無かった方からも絶大な支持を受けることに。
『餅ゴリ』パク・ジニョンの存在はやはり大きい?
『Nizi Project』はなんといってもJYPエンターテイメントの代表であり、同番組のプロデューサーであるパク・ジニョンを抜いては成立しないでしょう。日本で『餅ゴリ』(=餅好きのゴリラ)の愛称で親しまれているパク・ジニョンですが、これに関しては韓国でもネットニュースになるほど話題になっています。
パク・ジニョンはその秀でたプロデュース能力はもちろんのこと、練習生の配慮も欠かさないことで有名です。パク・ジニョンの有名な語録として「カメラの前でできないことは、カメラが回っていなくてもやるんじゃない」というものがありますが、『Nizi Project』でもその優しい言葉や行動が注目を集めました。

特にパク・ジニョンは練習生であるMIIHI(ミイヒ)が『NiziU』のメンバーに選ばれた後、やせ細った彼女を見て「ご飯たくさん食べてね。少し痩せているから、分かった?」と声をかけてあげたり、また、練習生だけではなく、番組にゲスト出演したTWICEのサナとモモに椅子を譲ってあげたりと紳士的な行動には日本でもファンを増やしているようです。