IUがソルリを想い制作した2012年の楽曲『桃』(복숭아)がチャート逆走し、話題を呼んでいます。
⇒2019年の記事から追記しています。
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IUの2012年の楽曲がチャート逆走をする
IUの2012年に発売されたアルバム『20歳の春』(스무살의 봄)に収録された『桃』がチャート逆走に成功、順調に上位にのぼりつめています。『桃』は過去、IUがソルリを想って作ったとし「男性の視点で歌詞を書いた」と明かしていたことがあります。また、この件についてはソルリも以前に言及したことがあります。
カムバックを暫定中断したIU
11月1日にアルバム『Love Poem』でカムバックを予定していたIU。しかし、今回のソルリの訃報により、アルバム発売を延期、スケジュールについては後に公開するとしています。IUは「個人の時間が必要」とし、しばらくの充電期間で「ファンの皆様を失望させないよう再び戻ってくることを約束します」と明かしています。

【2019/10/17追記】IUにも悪質コメントが書かれる
ソルリがこの世を去った後も一部のネットユーザーが誹謗中傷をやめることなく、もはや社会問題になっている中、IUのinstagramにも「悲しみを利用するな」「ジョンヒョンの次はソルリを利用するのか」といった悪質コメントが書かれ、該当ユーザーのアカウントはその後削除、通報されたとみられています。
【2019/10/18追記】法的対応に乗り出したことを明かしたIU
ソルリが亡くなってから出棺まで、葬儀場を3日間見守っていたIU。このような悪質コメントに対し、IU側はついに法的対応に乗り出したことを明かしました。10月14日にすでに告訴状を提出、現在も追加で告訴状を作成しているとのことです。
【2019/11/02追記】『Love poem』音源チャート1位を席巻したIU
また、先行配信楽曲『Love poem』が11月1日の配信後、各種音源チャートで1位を席巻しています。楽曲を発売するたびにチャートを席巻するIU。上記の『桃』だけではなく、今回の楽曲も期待を裏切らなかったようです。
【2019/11/02追記】楽曲紹介コメントが感動的?
『Love poem』が早速ヒットしている中、IU本人が書いたとされる楽曲紹介コメントが実に深く、感動的だと話題になっています。楽曲紹介コメント全文は以下の通りです。
人間の利他性とは、それさえも自己中心的な土台の上にある。
愛する人がひとりで孤立していく姿を見るのはつらいことだ。
何もできず見守るしかないことがつらく、応援と慰めの言葉をかけるのが相手のためであると勘違いしたりもした。
私はいまだ誰かがつらい思いをしている姿を見れば耐えられなくなってしまう。
それでもこれからは私のそんな行動が、相手のための配慮や慰めではない、その人の平穏な日常を見たいという、私の強い願いであることに気づいた。
遠慮なくお願いする側なので、必要最小限なことだけ願うことにする。この詩を聞いてほしい。そして休んでほしい。
誰かの人生を一生背負える人はいない。でも方向が合っていれば、いくらでも一緒に歩くことができる。また、私の持ち前の歌で、愛する人にいくらでも歌ってあげられる。
私が音楽活動をしながら、世界から受けた多くの詩のように、私も心のこもった詩を書き続ける。
そうやってお互いの詩を交わし合い、大きくも小さい休息をとりながら、生きていってほしい。
【2019/11/26追記】タイトル曲『Blueming』が6つの音源チャートで1位に
その後、正式にアルバム『Love poem』を発売したIU。タイトル曲『Blueming』が韓国主要音源サイトであるMelon、genie、iChart、FLO、Bugs!、soribadaの6つのチャートで1位を獲得しました。アルバムを発売するたび音源チャートを席巻するIU。単独コンサートも成功に収めただけに、見事期待を裏切らなかったようです。

【2019/11/30追記】音楽放送1位候補が『IUvsIU』?
そんなカムバックが好調なIUですが、11月29日に放送された『ミュージックバンク』の1位候補になんと、『Love poem』と『Blueming』の2曲が。自身の楽曲で対決することになったIUですが、結果は『Love poem』が1位に。今回の放送では海外スケジュールのため、本人は不在でしたが、音源チャートクイーンとしての脅威を見せつけたIUです。
【2019/11/26追記】コンサートでソルリ追悼&ハラの訃報を知り渾身の力で歌ったIU
11月23~24日に単独コンサートを行ったIU。コンサート1日目のアンコールの際、ソルリについて言及。「大好きな友達に会えなくなった」「ステージで倒れることなくコンサートを成功させられるか心配だった」と語るも「私がソウル公演をする際にはいつも来てくれていたから、今日もきっと来てくれているという思いでコンサートを準備した」と話しています。

また、IUは24日のコンサートの途中でハラの訃報を知ったといいます。そのような悲しみの中でも、ダブルアンコールの最後に披露した『Dear Name』(이름에게)を渾身の力で歌っている姿が話題となっています。
【2020/12/19追記】SHINeeジョンヒョンの3周忌にカバー曲を公開したIU
さらにIUは2020年に入り、生前親交があり、楽曲のコラボ経験もあるSHINeeジョンヒョンの3周忌に合わせ『Before Our Spring』(우린 봄이 오기 전에)のカバー動画を公開し、ファンから感動の声が多く寄せられています。
[blogcard url=”https://www.ningenhonyakuki.com/k-pop/shinee-jong-hyun-the-solo-music”]
【2021/01/29追記】先行公開曲『Celebrity』で音源チャート1位を席巻したIU
2021年に入ってもIUの勢いはとどまりません。正規5集の発売を控え、先行公開曲『Celebrity』を1月27日に発表したIU。2020年に防弾少年団のSUGAとのコラボ曲『eight』(에잇)を発表して以来約8ヶ月ぶりの音源発表となりましたが、見事に期待を裏切らず、複数の音源チャートを席巻し1位に。
https://www.ningenhonyakuki.com/iu-x-bts-suga
紹介文&歌詞が感動的だと話題に?
また、音源そのものではなく、『Celebrity』MV構成や歌詞、さらには紹介文も話題になっていますが、歌詞の一部に「あなたは知らないでしょう。いまだ咲くことのできないあなたのためにずっと前から書き留めていた愛のポエム」「忘れないで。この長い冬の間の凍った隙間から咲いたひとつの花」などといった表現があることから、2019年にこの世を去った親友の「ソルリのことを言っているのではないか?」と話題になっています。
目を惹く姿に少し独特な趣味、多くの才能、人見知りから始まる防衛機制、好き嫌いのはっきりしている性格で『変わり者』と言われていた友達がいる。
私はむしろ、そういうところが好きだったけど、友達は「自分の性格がこうだから周りから憎まれ続けていた」と言っていた。
最初はそんな『変わり者』の友達に言いたいことを綴った歌詞ではあったけれど、作業を続けていくうち、これは私に対する話でもあることに気づいた。歌詞を書き終え、私やその友達のことだけではなく、誰に対しても同じことが言えるのではないかと。誰であれ一度は他人の基準に合わないという理由で疎外感を覚えているはず。
友達を含め、表では不器用ながらも、たったひとりの自分である皆様に言いたいことがある。
あなたは『変わり者』(별난 사람)なんかじゃない。星のような人(별 같은 사람)だと。
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