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【2021年からカフェにて全面使用禁止に?】韓国で新たに施行された『カフェ内での使い捨てコップ使用禁止』の法律は結局デメリットが多い?

韓国では2018年8月からエコ対策として『カフェ内での使い捨てコップ使用禁止』の法律を掲げ現在も施行中ですが、カフェ内で使い捨てコップでドリンクを提供できなくなったことで、店員も利用客も悲鳴を上げているようです。

⇒【11/28追記】2018年の記事から追記しています。

2018年8月から施行を始めたエコ対策

韓国では2018年8月から『カフェ内での使い捨てコップ使用禁止』の政策を施行。万が一イートインの際に使い捨てコップで提供した場合、経営者には最大200万ウォンの罰金が科されるとのことです。もちろんこれはイートインの場合が対象であり、テイクアウトの利用客には従来通り使い捨てコップで提供されます。

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果たしてこの法律は合理的なのか

この法律は確かにエコ対策として必要なのかもしれませんが、これによりカフェの店員と利用客は不便に感じているようです。まずカフェの経営側は、特にオフィス街に集中しているカフェである場合、会社の休憩中にカフェでコーヒーを楽しみたい利用客がドリンクを途中でテイクアウトする場合も多いようです。その場合、お店側はそのドリンクを使い捨てコップに移し替えて再び提供する必要があります。そうなると結局お店側はマグカップと使い捨てコップの両方で提供することになり、回転率を重視するカフェにとっては非常に手間がかかります。

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また、これは利用客にも同じことがいえますが、ほんの数分だけカフェにいるのにマグカップで提供され、その後使い捨てコップに移し替えてほしい、というのも非常に面倒なことでしょう。しかし、カフェ側は客の利用時間に関わらず、イートインの間はマグカップで提供しなければなりません。このような手間があり、決して効率的な法律ではない、というのが現状です。

『カフェ内での使い捨てコップ』使用は完全には防げない

また、この法律で最も厄介なケースは、利用客が最初に『テイクアウトで』とお願いした後にイートインする場合です。このような利用客も結構多く、この場合カフェ側も利用客を追い払うことなど到底できないので、カフェ側は常に頭を痛めているようです。

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法律施行後のカフェ側の実際の意見は?

そこで、韓国ではカフェで働くアルバイト店員(1099名)に「『カフェ内での使い捨てコップ使用禁止』についてどう思うか」というアンケート調査を行った結果「皿洗いなどの仕事が増えて負担がかかる」(53.6%)、「利用客とよく揉めるようになった」(33.6%)、「特に変わったことはない」(12.8%)と回答し、全体の80%以上はこの法律に対し不満を持っているようです。

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詳しい回答として「エコ対策と謳っているのはいいけれど、現実的に考えたら難しいと思う」「1人でカフェを運営している立場としてはピーク時にマグカップの提供はきつい」「皿洗いも増えるし、グラスを割ってしまうこともあり掃除が大変」などと様々な意見があります。ちなみに、この法律により食器洗い機の売り上げが大幅に上がったようです。


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ちなみにこの法律はカフェのみならず、ドリンクを販売する全ての店舗が対象で、例を挙げればファーストフード店でのイートインの場合も同じことがいえます。その点テイクアウト専門店であれば、上記の法律の制約を受けないのがメリットかもしれませんね。また、少数派で「今は慣れないから不便に思うけど、後にはこの法律が定着するのではないか」という肯定的な意見もありましたので、今後の動向についても注目したいところです。

【2019/11/28追記】2021年から店舗での使い捨てコップ使用全面禁止へ

このような施策を行っていた韓国ですが、2021年から店舗での使い捨てコップの使用を全面禁止することを決めました。これにより、途中でテイクアウトにする際には使い捨てコップの代金を支払う必要があります。また、使い捨てコップのリサイクルを推進するべく、消費者がテイクアウトで一定の保証金を出し、そのコップを返すことで保証金が戻ってくるという『コップ保証金制』の導入も推進されています。

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がっきー
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